FOODS eBASE Portal > 便利な食品業界向けサービス > eB-LabelCheck

機能概要

「eB-LabelCheck」は、「FOODS eBASE / 食材えびす」に登録されている「包材画像」の「一括表示原材料名」が記載された品質表示ラベル画像情報から「Google社のAI画像処理OCR機能(※1)」を用いてテキスト(文字)自動抽出します。抽出した文字データを、「eBASE社の独自技術の後処理(※2)」にて原材料名や添加物名、及びアレルギー物質名判定等の高度な正規化処理を行います。そして「FOODS eBASE / 食材えびす」項目の「一括表示原材料名」や「アレルギー表示」として文字(テキスト)入力された値と自動比較し、差異をわかりやすく自動判定表示する点検業務の支援機能です。

従来の「FOODS eBASE」における品質ラベル情報(一括表示原材料名、アレルギー等)入力点検業務においてシームレスに「eB-LabelCheck」を呼び出して登録内容のチェックが行えます。

(※1)Google社のAI画像処理OCR機能

eB-LabelCheck」の包材画像データから文字(テキスト)情報へのAI画像処理/OCR機能は Google社が提供する「Google Cloud Vision AI/Vision API」を採用・活用しています。
https://cloud.google.com/vision?hl=ja

(※2)eB-LabelCheckの技術的開発ポイント

一般的なAI等による画像情報から文字認識/抽出のOCR技術の適用だけでは品質表示ラベル情報の点検機能には利用できません。単純な文字(テキスト)認識抽出では、食品包材のOCR文字列は商品毎に異なるレイアウトで、様々な商品情報(キャッチコピー、製品特徴、製造者情報等)もランダムに表記されており、それら全ての文字情報が一括で大量に抽出されます。又、その文字列は不完全に読み取られており(特に、記号、濁音、小書き文字、等)、その中に一連の原材料情報が分散していることから、原材料情報として認識し、抜き出す事が困難でした。「FOODS eBASE」で培った品質表示ラベルを構成する、高精度な辞書機能(原材料名、添加物名、表記ルール機能等)を、品質表示ラベルの文字認識に活用することを含めて様々な手法を「ハイブリッド」に組み合わせることで精度向上を実現しました。

(注) eB-LabelCheckにおける包材画像データの判定精度に影響する画像特性について
 

高解像度

低解像度

版下画像

撮影画像

×

:最適、〇:適、×:不適
包材の撮影画像は、反射、映り込み、等で、OCR精度が低くなります。又、低解像度も、OCR精度が低くなります。 今後は、版下画像の高解像度画像、又はPDFファイルの登録を推進、推奨していきます。

利用対象ソフトウェア

全ての「FOODS eBASE」シリーズのソフトウェア/サービスの利用企業に対応しています。

利用形態

(1)有償自社導入型

(2)有償クラウド型

(3)無償自社導入型

対象製品

eBASEserver
Small eBASEserver
eBASEstandard
eBASEjr.server

FOODS eBASE cloud
FOODS eBASEjr. cloud

eBASEjr.

「食の安全・安心」を支える重要なオプション機能であることから「FOODS eBASE」有償版の各種ソフトウェアやクラウドサービスだけではなく、無償版ソフトウェア「eBASEjr.」にも安価なオプション料金で機能提供を実現しています。

利用価格

(1)有償自社導入型ユーザー様向け価格/ソフトウェア販売型

(税抜き)
利用システム名

価格

年間利用費/年

eBASEserver64(※1)

\525,000

\105,000

eBASEserver32(※1)

\350,000

\70,000

Small eBASEserver(※1)

\175,000

\35,000

eBASE standard

\87,500

\17,500

eBASEjr.cloud

(2)or(3)の価格プランを適用

(※1) 4コアライセンスの価格です。ご利用システムのコア数により価格が変動します。詳細は担当営業にお問い合わせください。

(2)有償クラウド型ユーザー様向け価格/クラウド利用型

eB-LabelCheck Cloud

①オプション基本料金/年額

\60,000

※1契約につき月額5,000円
+
eB-LabelCheck Cloud CAL

②オプションクライアント料金/年額

\6,000/クライアント

※クライアント1台に付き月額500円

無償自社導入型ユーザー様向け価格/従量課金利用型(eB-PointService利用型)

主に無償版ソフトウェア「eBASEjr.」向け

eB-PointServiceサービス名

利用料

単位

eB-LabelCheck

20

point(円)/回

※包材画像ラベルのAI(OCR)実行回数に応じた料金

参考イメージ

FOODS eBASEユーザー数

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